キウイフルーツの追熟。
密閉された部屋にキウイフルーツを置き、
エチレンガスを発生させる薬剤、(エチレン発生剤)を置き、
温風機で部屋の空気を攪拌します。
一定の温度、例えば22℃で一定の期間寝かせます。
追熟の度合いは日数で調整します。
また11月の採れたてのキウイと、
冷蔵庫で保管された1月ごろのキウイとでは
追熟のスピードがかなり違ってきます。
食べごろのキウイフルーツを、
いつでも店頭に並べるというのは、
実は容易ではありません。
近年キウイフルーツは、
追熟されていない固いものや、
追熟一歩前と云えるような商品の流通が増え、
家庭で追熟の具合を判断して食べることが一般的になりつつあります。
「熟したけれど売れない」と云う販売店のリスクも軽減され、
生産者もその恩恵を受ける結果となっています。
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