アメリカ南部、特にルイジアナやミシシッピを旅行すると、
必ず出くわす料理がいくつかあります。
アメリカのカントリーソング「ジャンバラヤ」にもその名が出てきます。
「シーフードガンボ」と云う具だくさんのスープ料理がそれです。
スープと云っても、丸い大きなお皿で出されるのではなく、
お椀のような小鉢で出されます。
スパイスの香りが独特で、
これを食べるとき「また南部に来たな」と感じたものでした。
ところでこのガンボと云うのはオクラのことで、
フランス語でガンボと云うらしいです。
ルイジアナはフランス領だったので、その名残りかもしれません。
毎日オクラが収穫できるので、いろいろやって食べましたが、
いささか飽きも出てまりました。
友人にこの話をすると、
オクラの花を天ぷらにして食べているとのことです。
食べて美味しいと感じた花はいまだにありません。
このアイデアはパスでしょう。
余談ならが、そもそも花が美味しかったら子孫を残す理由がありません。
実を美味しくし、その種を動物に運ばせるのが植物の作戦でしょう。
コメントをお書きください