このシリーズを何回か書いて来ました。
しかしながら歳と共に記憶が薄れ、
印象的なエピソードも明瞭に思い出せないでいます。
サントリーのウイスキーで、エラフィッツジェラルドを聴きながら、
「私の愛するジャズ屋」をもう一つ書こうと思います。
「ブルームーン」東京都三鷹市にあります。
今まで書いてきたどのジャズ屋も、
結局はマスターの事を書いていただけなのですが、、、、。
実はこれも、髭のマスター荒井さんには、
けんジイさんはシッカリ影響を受けてしまいました。
白黒のはっきりした、是々非々で、ユーモアたっぷり、落語好き、車好き、
山歩き好き、読書術抜群、雑学に通じ、政治に通じ、、、切りがない。
まるっきりの職人(テーラー)がジャズヴォーカルに溺れ、
やむにやまれぬ開店、、、、それが三鷹のジャズバー「ブルームーン」。
週末にはヴォーカル中心のライブ、またヴォーカルセッションあり。
エピソード。
故西江雅之先生が、なかなかのジャズバーがあるので紹介します、、、と
ご一緒させて頂きましたのが、偶然にもここ「ブルームーン」。
先生!! 実は俺こそが常連だぁ、、、、(笑)。
入店しメニュー見ながら「ドライカレーおねがいします」。
このお客様に「うちは食堂じゃあないですが?」。
先ず、酒を注文しろって、、、、(笑)。
夜も更けて、客はけんジイさんともう一人だけ。
そろそろ帰ろうかと思っていると、ギターを抱えた女性が入店。
しばらくしてマスターがマッキントッシュの電源を落とす。
ギターが鳴り出して、弾き語りが始まる。
平田王子がライブの帰りに立ち寄ってくれました。
マスターのお父様が亡くなられた。
お父様愛用の釣り竿を、けんジイさんにくれた人。
ここは三鷹。
国立天文台の職員も来る。
興味深い話を楽しく聞ける。
こんな話をタダでいいのか?、、、、そんな夜も。
最後にマスターにお会いしたのは、
袋井のジャズ屋「マムゼル」の西村知恵ライブ、、、たぶん。
あの時は、車で西村さんを送り迎えされたのでした。
最後に。
表題の画像はブルームーンのホームページ(2020年現在)。
平田王子のライブ。
ちなみにお客様(左隅の髪の毛ふさふさ)はけんジイさんでした。
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