グランドセントラルには思い入れがある。
二十数年前、はじめてのニューヨークは飛行機ではなく、
この駅に鉄道で到着した。
近隣の町で仕事が終わり、帰国のためにニューヨークに着いた。
地下ホームから上がって、構内を抜け、タクシー乗り場に行く、、、、。
なんだか不安になり、不気味な慌ただしさを感じていた。
1966年、高層ビルを建てるために駅を取り壊すという計画が発表された。
ニューヨーク市やジャクリーン・ケネディなどが反対し、
連邦最高裁判所まで争ったという経緯があったそうだ。
この歴史的建造物の一角にはこの経緯を語るモニターがあり、
次々と変化する画面で紹介している。
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