あの名画が無造作(?)に、監視員も付かずに、、、、ただ置いてある。
(実際には裏にも同サイズの絵画が重ねられ、固定されているのだが、、、。)
二十数年前初めてここを訪れ、この展示方法を目にして驚いたものだ。
再びこの展示方法を見て、何だか懐かしい。
メトロポリタン美術館ならでは景色か、、、、、。
宿泊したホテルは5番街40ストリート東あたり。
6番街に出て北へ進むと、セントラルパークの南端にぶつかる。
知らないうちに足は公園の中へ、、、、散歩を楽しみながらの40分。
メトロポリタン美術館は5番街に面したセントラルパークの中にあった。
フェルメールやレンブラントの絵画の前で見かけた風景。
少し疲れたら、屋上(ルーフガーデン)で冷たいものを飲みながら一休み。
セントラルパーク越しに眺める摩天楼。
カミさんのお目当ての絵画。
生涯30点ほどしか残さなかった寡作の作家フェルメール。
ここにはその内の3~4点が所蔵されていると云う。
美術館ではその都度荷物のチェックはあるが、出入りは自由。
お昼は正面階段で屋台店のサンドイッチ&牛肉の串焼き。
結局、昼食をはさんで5時間過ごすことになった。
展示品の移動や簡単な模様替えは、展示中でも行われる。
一時間の日本語ツアー(無料)があった。
「メトロポリタンの自慢」を観たり聞いたりできる。
最初に案内されたのはここ、エジプト館。
スケールの大きさで人を圧倒しようとする魂胆(笑)。
このほかフランクロイドの設計、バノアツの文化。
イサム・ノグチの蹲(つくばい)などなど。
もちろん西洋絵画の解説も、、、、。
ところでイサムノグチの蹲の展示場のすぐそばに数台のウォールナットの椅子が
5~6台、休憩用か、、、、一直線に並べられていた。
ガイドさんにこの椅子のことをちょっと質問、そしてその答え。
「これはこの展示のデコレーションのために用意した椅子です、素敵な椅子ですネ」
オイオイ、どう見てもこれはジョージ・ナカシマの作品だろ!!
イサム・ノグチの蹲(つくばい)
ジョージ・ナカシマ、、、、と思われる椅子。
10月3日に、入館料ではなく「寄付」をして入館。
あちらこちらにレジがあるが、レジを通らなくても館内を自由に見ることは出来る。
たしかに入場料という考え方ではない事が分かる。
日付の書かれたワッペンを貼りつけて、その日の出入りは何回でも自由。
週末(金土)は、夜9時まで開館している。
昼間ならルーフガーデンは絶対におススメです。
入館料か寄付か;
メトロポリタン美術館に関しては、常にその入館料が話題となっている。
観光案内には入館料25ドルと明記してあるものもあるが、
寄付だから1ドルでも良い、、、、ともある。
私たちがレジの前に立つと、記憶が正確でないかもしれないが、
担当者が何やら云いつつ35~36ドル(37かも?)提示した。
この金額がおススメで、それよりも多くても良い、、、みたいな事を云っていたから、
その金額を支払って入館した。
そこで5時間も楽しめたので、
帰る時には申し訳ないくらいの気持ちになったものだ。
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