ボストンシンフォニーホールで開かれたボストン交響楽団コンサート。
秋の一連のコンサートが始まったばかり。
約一ヶ月前の入場券の売り出しを待って、ネットで申し込んだ。
当日地下にあるボックスオフィスへ、予約確認のコピーを差し出すと、
入場券の入った白い封筒が用意されていた。
指揮者アンドリス・ネルソンスは、今年ボストン交響楽団の音楽監督に就任したばかり。
新進気鋭のこの指揮者に、観客は夢中で拍手を送った。
ベートーベン8番、バルトーク、チャイコフスキー6番(悲愴)が演奏された。
演奏会は8時少し過ぎてから、何のアナウンスも無く始まり
途中、やはりここでもビールタイム(?)があり、
そしてまた、特別なアナウンスもなくチャイコフスキーが始まった。
毎年、テレビの新春コンサートで「ラデッキー行進曲」を聴く。
このボストンシンフォニーホールも、あのウイーン楽友協会大ホールでおなじみの
「靴箱型」と云われるコンサートホール。
ホールの両脇に洗面所が設置されているのは何処も同じだが、
その通路には歴代の指揮者の大きな顔写真などがあり、
ちょっとした展示コーナーになっている。
記念品売り場にはボストン交響楽団のCDはじめ、
名前入りの土産物がたくさん並び、休憩時間にはごった返していた。
小さなテーブルが所せましと並べられ、
軽食とワインを楽しむ(もちろんビールも)洒落たコーナーも、
休憩時間には会話を楽しむ人々で盛り上がっていた。
続く
土産売り場で購入した物はこの二点。
ショスタコーヴィッチの定番は
何と言っても第5番だが、
彼の作品は奇数番がヒットしているという話を
何かで読んだことがある。
そこで第7番を購入。
これはアンドリス・ネルソンスが前任した、
バーミンガム市交響楽団を指揮した演奏だった。
小澤征爾の記念品も探したが、何も見当たらなかった。
どこへ行っても、土産物コーナーでは買うものが決まっている。
カミさんは絵画の絵ハガキ、私はショットグラス2個。
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