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北米旅行記(4) 国立歴史博物館

ホテルで一休みした後、

タクシーで10分ほど走り「モール」と呼ばれる首都の中心部に到着。

観光の最初は、スミソニアン博物館群の一つ国立歴史博物館。

結局、ここには明日も再び入館するになるのだが、、、、、、、。

 

アメリカ建国時代の、記念すべき最初の星条旗(星の数13個)、

これに刺激されアメリカ国歌が作詞されたといわれる巨大な旗が寝かされている部屋。

照明を極度に落とし、撮影も禁止。

この部屋を訪れた私たちは思いがけない経験をする。

 

少し歩き疲れた私とカミさんはこの部屋の通路の後方にあるベンチに腰をかけていた。

目の前を星条旗をゆっくり眺めながら流れて行く観光客。

突然何処か、観光客の一人がアメリカ国歌を歌いだした。

女性だった。

その歌声は、詞の内容とは違って、まるで子守唄のように優しく、、、、。

するとその美しい歌声を聴き入るように、観光客の流れが突然止まった。

静寂の中にアメリカ国歌「星条旗よ永遠なれ」が流れた、、、、。

やがて歌が終わると再び観光客は流れ始めた。

ガードマンを含めて何人かの拍手が聞こえた。

私達も迷わず拍手を送ったものだ。