保存食と云うよりも、獣肉のジャーキーを美味しく食べる方法です。
鹿でも猪でも利用できます。
肉は全て赤身だけを使い、脂の部分はたとえ小さくても切り取ります。
肉は出来るだけ厚く(20mm前後)、長め(100mm~120mm)に切り分けます。
(もちろん細切れも使います)
酒か赤ワインに塩と黒コショウで漬けこみます。
保存用の塩抜きの作業はしないので、塩の量は若干控え目です。
その時に砂糖、醤油、みりん、トウガラシ、ニンニク、胡椒、ローレルなど
手元にあるものを適当に入れます。
(何を入れてもいいみたいです)
1日~2日冷蔵庫で寝かし、漬けこみは終了です。
扇風機で風を当て表面を軽く乾かします。
燻煙用の串に刺して風を当ててもよし、
平らな所に並べ風を当てるもよしです。
燻煙は串に刺して吊るす方法と、網の上に平らに並べる方法があり、
専用機も売っています。
私のは箱の内部に厚手のアルミ箔を張り付けた自家製です。
段ボールを使った燻煙方法も紹介されています。
燻製用のチップが売られています。
私はサクラの樹の枝を適当な厚み(10mm前後)に割ってチップにします。
燻煙は低い温度(50~60℃)で長くやるもよし、
高温(80℃以上)で短期間に仕上げるのもよしです。
燻煙は初めからチップで燻す必要はなく、火を入れながら肉の乾燥度を見ながら
最終段階にかけてチップを使います。
(初めからチップを使って悪いわけではありません)
出来上がった後に、風に当て乾燥させますが、
乾燥させるほど保存が利く代わりに、固くなります。
酒の肴に使うときはハサミで細く切り分けて、、、、。
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