「湯桶読み」でおなじみの湯桶と云うのは、檜でできた蕎麦湯を入れる器のこと。
この蕎麦湯入れを「湖西焼き」の宮司孝男に作ってもらった。
これも「湯陶」と名付けても問題はないだろう。
とにかく蕎麦湯が熱くなければ、せっかくの蕎麦のあと味も台無し。
それには熱伝導の低い檜などで作るのは理にかなう。
しかしながら、檜の専用器は蕎麦湯以外には何にもならない。
そこでこの「湯陶」を使えば、
ピッチャーや大型急須としても通用する。
どちらの器も5合(0.9㍑)の蕎麦湯が入る。
なかなか使える器ではないか。
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