船明ダム湖のほとりにある天竜漕艇場。
毎年「中秋の名月」前後に開かれる
野外コンサート。
日本では少ない男性のアルパ奏者志賀昭裕
とサンポーニャ、ケーナ奏者の
岡田浩安の二人のジョイントコンサート。
鐘つき鳥やコンドルは飛んでいく、
コーヒールンバ、君の影になりたい、、、
など中南米の名曲を中心に、
オリジナル作品も多数披露した。
岡田浩安が第二部の初めに演奏したサンポーニャ独奏「鳥の歌」は良かった。
サンポーニャは竹の管を音階順に並べただけの原始的(失礼!)な楽器だが、
音楽家の練習量と執念のようなものを感じながら聴いた。
集まった数百人の観客は、二人が演奏の合間に繰り出すトークに大声で笑い、
惜しみない拍手で演奏会は盛り上がった。
最後に、この野外演奏会を企画し実行してきた地元の方々に
感謝の拍手がわき上がり、12年つづいたムーンライトコンサートは幕を閉じた。
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