映画「カサブランカ」についてもう一つ書こう。
以前書いたブログに、あるご質問をいただいたからだ、、、、。
主人公リックの経営する酒場で、女性歌手がギターを弾きながら語るように歌う 。
これは「ヴィオレッタに捧げし歌」。
つまり歌劇「椿姫」の、、、、、、。
アルフレッド・ハウゼ楽団の、タンゴにアレンジされたヴィオレッタを聴けば、
多くの人は「ああ、あの曲ね、、、、、」と気づくだろう。
この曲は映画の中で、かなり重要な示唆をこめている。
この二人の主人公の行く末を、歌劇「椿姫」に投影している。
男と女のすれ違い。
ちなみに原曲は、男性が歌うアリア。
男声のアリアのなかで、最も美しい曲と云えるかもしれない。
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