「むかし、昆虫採集の専門家がイギリスからやって来て、
この辺のあちこちの島をめぐり、蝶を採って本国に送っていた。
ある日、彼は島によって生物の成り立ちが二種類に分かれる事を発見し、
地図上にその区分を示した、、、、、、。」
昔、木材の仕事でインドネシアに行っていた頃、
スラバヤ地方の,同業者から聞いたウォーレスライン誕生の話は面白かった。
ツマグロヒョウモン蝶。
熱帯地方原産のこの蝶は、成虫の羽根の柄模様がらこう呼ばれる。
私がインドネシアに行っていた頃、浜松では見られなかった蝶だ。
その幼虫が、庭先のビオラの花びらや葉をたらふく食べて、
ちょっと高いところでぶら下がり、動かなくなる。
翌日は蛹(サナギ)に変身しているだろう。
(おめでとう!!カミさんの執拗な追跡をかわしながらも、、、、よく今日まで)
やがて羽化した成虫は、また我が家の庭先のビオラに卵を産みつける。
この蝶は、地球温暖化で南方の動植物が北上する話で,よく取り上げられる。
しかし、本当はパンジーやビオラがどんどん植えられ、増えているからだという人もいる。
カミさんと蝶のイタチごっこはこうして夏の間つづくのだろう。
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