昨年の11月に伐採したナラの原木の玉切り作業を始める。
その後、これに種菌を打ちこみ(植菌)、日陰に寝かす。
栽培用の原木は、辺材(周囲の白い部分)の割合が大きいものほどいい。
辺材はシイタケに養分を供給する畑のようなもの。
シイタケは辺材が朽ちていく過程で発生する。
それに対して芯材(中心の色の濃い部分)は養分もなく
堅く、簡単には腐らないから栽培には不要なもの。
芯材は云わば樹が死んだ部分。
この割合が小さいほどいい。
同じ理由から、フローリングや家具などに使われるナラ材(ホワイトオーク)は芯材が重用される。
樹は様々に使われるが、目的もそれぞれ違う。
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