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美空ひばりの「クライミーアリバー」

美空ひばりの二十歳前後の録音
美空ひばりの二十歳前後の録音

ヴォーカルとは不思議なものだ。

美空ひばりが日本語で歌う、クライミーアリバー。

 

これを聴いていると、本来の歌詞も(独自の詩で歌っている)、本来のあの突っ張ったメロディーも忘れ、恋の悲しみを歌う美空ひばりに聴き入ってしまう。

 

けんジイの年代なら、ジュリーロンドンのセクシーな歌でハマった人が多かろう。

一世代前なら、ダイアナクラールのちょっと男性的な歌でヴォーカルを始めた人もいるはずだ。

 

人を動かす不思議な歌、クライミーアリバー。

 

青江三奈も「THE SHADOW OF LOVE」の一曲目で、英語で歌っている。

伴奏にお金使ったな。(けんジイの感想)

 

スーザンボイルのこれもいい。

しかし、余りも「リアル」でちょっと、、、、。

 

リアルと言えば、ダイナワシントン。

彼女のクライミーアリバーを越えるものをまだ知らない。

けんジイのおススメはやはりこれだ。

 

閑話休題。

 

美空ひばりがアップテンポで歌う「恋人よ我に帰れ」

全曲を英語で歌っている。

 

彼女は、楽譜が読めなくても完璧な音程で歌う。

彼女は、歌詞カードはカタカナで書かれているとのことだ。

英語が分らなくても(たぶん)、完璧な発音で歌っている。

美空ひばりほどの努力家はいない。 

 

ヴォーカルってすごい。