かつて浜松ジャズウィークに、ヘレンメリルが来た。
ライブに行く前日にレコードを聴いた。
その時、私はこのレコードしか持っていなかった。
今もそうだ。
この人の他の曲はともかく、この人の歌唱力もともかく、
この人のこの一曲は最高。
ところで、
タイトルの最後は~come home to。
この to がなぜあるのか、が分らなかった。
邦題「帰ってくれたら嬉しいわ」も
toが無ければ意味は何となく理解できる。
その後、ヴォーカリストなどいろいろな関係の人に訊いてみた。
だれも返事を持っていなかった。
それから十数年経て、日本人のある英会話の先生に会った。
疑問は一発で解けた。
答えはこうだ。
[It wolud be so nice for me to come home to you]
と理解せよとのこと。
「貴方のところに帰れたらいいのに」
直訳すればこうなる。
数日前のHamazoブログ「ジャズボーカリストの道具」でジャズの歌詞は難しいものは無い、
なんて書いたが、ちょっとヒネッたものも、中にはあった。
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