カリンには二種類がある。
ここで言うカリンはバラの仲間。
カリン酒やハチミツ漬け、のど飴の成分にもなる。
玄関にカリンの実を置き、芳香を楽しむ人も多い。
春には花、夏には緑を、秋には紅葉と果実、そしてカリン酒を一年中楽しめる。
私が建築家なら、先ずこれを庭木に提案するだろう。
南アジアから輸入される、木材の一つにもカリンと言う樹種がある。
これはマメ科の硬い樹で、高級フローリングの一つ。
表面の仕上げによっては豪華でメタリックな艶があり、「成り金趣味の家」にはもってこいの素材だ。
だから建築家はこの素材の使い方には頭を痛める。
カリンの実の芳香は、これが何となく木材のカリンにも似ているから面白い。
そろそろ収穫。4~5個で約1kg、が販売の単位。
<材料>
・かりん 1kg(5~6個)もっと多くても可。
・氷砂糖 200~300g(グラニュー糖でも可)。
・焼酎、ホワイトリカーなど 1.8リットル(ホワイトリカーがおススメ)。
<簡単な作り方>
1.下準備後、ぬめりをふき取ったカリンを用意します。
2.1~2cmの薄さに切り(種も一緒に)、ビンに入れます。(広口ビンを良く洗う)
3.砂糖とお酒を入れます。
4.冷暗所で半年ほど保存して完成です。
<作るときのポイント>
・タネはとらずにそのまま使用します。皮の傷は取り除きます。
・氷砂糖の量は好みで調節します。
・お好みでレモン汁をいれてもよいですが、入れないほうをおススメします。
・1年後、綺麗な色のお酒ができあがります。その際には、種と実を取り除きます。
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