お茶は椿の仲間だから、花も実も椿によく似ている。
しかし、
生産者にとってお茶の花はありがたいものではない。
茶葉の養分を取られてしまうからだ。
よく手入れされた茶園には花は咲かない。
根元でいくつかひっそりと咲いているだけだ。
だから茶の花を知らない人は多い。
今の時期のお茶の台刈りは、来年の新芽を摘み取り易く整える作業だ。
茶園中を歩き回る。
歩数計は一日の作業で23,000歩数えた。
通常の農林作業は多くても10,000歩どまり。
茶の実は椿と同じように、緑の皮がやがて割れ、茶褐色の種が落ちる。
花と一緒に実っているが、昨年咲いた花から実のったものだ。
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